ユニフォーム豆知識 作務衣・甚平・法被の違い
店舗イメージやご利用シーンに合わせて、こだわりのユニフォームを
作務衣 (さむえ)
作務衣の語源としましては、京都の修行僧が禅宗の修行の一つ
「作務」と呼ばれる日常の労働作業をするときに着る服から
「作務衣」と呼ばれているようです。
また、そのときの作務衣は今の上衣と下衣に分かれておらず、
長作務衣と呼ばれるひざくらいまである長い作務衣を
着ていたとの事です。
甚平 (じんべえ)
私の知る限りでは江戸時代に関東の方で流行った庶民の普段着が甚平(じんべえ)と認識しております。
作務衣と甚平(じんべえ)は構造上はほとんど一緒ですが、全体的に甚平(じんべえ)の方が
若干やわらかい感じがします。
法被 (はっぴ)
世間のお祭りはっぴを想像していただくと早いですが、作務衣と違い左右を紐で止めず、帯を使い服のタルミを防ぎます。
結果、作務衣と甚平(じんべえ)は構造上ほとんど似たものですが、イメージ的に作務衣が仕事着、甚平(じんべえ)は
遊び着(?)の感じがします。法被(はっぴ)はお祭りの感じを受ける要素が多く。
今でも主に法被(はっぴ)はイベント用で使われます。また、ユニフォームとしてはたまに「作務衣」「甚平(じんべえ)」
「法被(はっぴ)」がごちゃごちゃになっている場合があります。これは各メーカーさんの判断で「法被(はっぴ)」
=活気があるとのイメージから、お店に活気をもたらすとの意味合いを込めて「甚平(じんべえ)」を「法被(はっぴ)」
と紹介しているところもあるそうです。
CROSSの作務衣と甚平は、全国の焼き鳥屋・居酒屋で使用されています。
カテゴリ: 飲食店ユニフォーム豆知識
UPDATE: 2018/11/27