コックコートの選び方
生地の素材や織り方、糸の種類にもこだわったユニフォーム選びを
お客様からよく受けるご相談で
「白いコックコートがたくさんあるけど、どう違うの・・?」
といった言葉をよく耳にします。
私ども(メーカー含む)は“お客様もある程度詳しいだろう。”
とたかをくくってほとんどのカタログでは詳しい説明を省略しております。
そこで、今回はCROSS製品を最適に選ぶ3つのポイントをお話ししたいと思います。
1. 綿100%とポリエステル混合のコックコートの違い
これは比較的知っている方も多いと思いますが綿100%とポリエステル混合の違いは、綿製品はポリエステルに比べ火に強く、生地がやわらかい為肌触りがいいのが特徴です。その反面、素材自体が重いので乾きにくいのと、シワになりやすいのが難点です。
ポリエステル混合商品は、ポリエステルの配合が多いほど軽くシワになりにくいのが特徴です。しかし、その反面火に弱く肌触りも綿よりかは落ちます。また、現在の各メーカーさんなどの主流で比較的綿100%製品のがリーズナブルな価格になっております。(最上級コットン使用などはまた別です。)
簡単に申し上げますとお客様のご利用方法にあったものを選択されるのがBestだと思います。
●実用的に火の近くでお仕事される方は綿100%製品をお薦めしております。
●お店の雰囲気の為に着られる方はポリエステル混合商品をお薦めしております。
2. コックコートの表記について(ツイル・カツラギなど)
こちらは意外と知らない方のが多いと思いますが、このツイル・カツラギなどは商品素材の所によく書いてあると思います。コチラは主に生地の織り方を差しております。
今回は詳しいご説明は省かせていただきますが選ばれる際の指標ととして当店のコックコートは カツラギ > ツイル > ウェザー > バーバリー の順で生地が薄くなっていきます。バーバリーに至ってはほとんどYシャツの少し厚手の生地という感覚です。夏場や暑い厨房のお客様が比較的好まれます。
3. 双糸(そうし)と単糸(たんし)の違いについて
簡単に申し上げますと単糸とは一本の糸です。双糸とは一本の糸が更に細かく2本の糸から出来ている事を指します。
双糸のほうが手間がかかる分、縮みが少なく、やわらかく、そして丈夫です。ただ、難点は製造コストが高い為比較的高級商品に分類されます。
しかし、CROSSではこんな高級商品も1000円台というリーズナブルな価格でお客様にお届けしております。是非一度ご利用下さい。きっと違いがわかっていただけると思います。
カテゴリ: 飲食店ユニフォーム豆知識
UPDATE: 2018/11/27